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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2015年3月13日(金)

学びの臨床現場。

当然ながら、臨床現場にこそ、真の学びがあります。

その学びに、いつも感動させて頂いてます。

昨日も、師匠の難病治しに立ち合わせて頂きました!

遠方から初めて来られた患者さんに、「これは治るぞ!」と。

「相手の一言で治るかどうか分かるんだ。生命の共鳴があるかどうか…だからな」と。

観点が違う…深い。

反対に、「どうしようもないのもあるぞ~」と。

いつも真正面から教えて下さいます。

いつもながら、凄い臨床現場です。

2015年3月11日(水)

永遠に繰り返す生死。

患者さんが、「実千代先生、明日お母さんのお誕生日ですねー」と可愛いお花のプレゼント。

母が亡くなって10年。本当に幸せな母です。

その温かいココロに、こちらが癒されました。

今日は、3・11…命というものを考えざるを得ない日です。

父も、昨年、亡くなる年に、「人間、死んだらどうなるんや~?」と唐突な質問をしてましたが、

今頃、母と仲良くケンカしながら、鍼論争でもしてるのかなって思います。

全てのものが、生死を永遠に繰り返してる…この不思議。

「各生命体は宇宙生命(母胎)から派生してるんだ」との師匠の言葉から、

また、いつか何処かで、必ず亡くなった人とも会えるって確信できます。

2015年3月10日(火)

患者さんを診るという事。

師匠が講義で引用された書、『人間 この未知なるもの』アレキシス・カレル著の抜粋です。

「病気は個人的な現象であり、個人そのものによって成り立っている。だから、その数は患者と同じだけあるわけだ。」

「医学は人間の本質、統合性、その独自性を考慮しなければならない。目的はただ一つ、患者の苦痛を和らげ、回復させることにある。」

「医者は、医学書に述べられてる病人と、自分が治療すべき実際の患者、つまり診察するだけでなく、何より安心させ、力づけ、回復させねばならない患者とを、はっきりと区別すべきである。」

「医者が成功するかどうかは、知識ばかりでなく、各人をそれぞれ異なった個としている独自の性質を、いかにうまく把握できるかにもかかっているのだ。」

患者さんを診させて頂く事が、如何に難しいことかを改めて感じます。

生涯、ココロを磨いて、精進しなくては。

2015年3月9日(月)

職業によるバランスの乱れ。

患者さんの中に、少女漫画家の方がおられます。雰囲気も少女漫画様…可愛さ漂ってます。

が、この世界も、厳しそう。。。数ヶ月間、カンズメなので運動不足。睡眠を削っての仕事。

その上、今回の連載漫画では、ケーキばかりを書く役目。

毎日、ケーキを購入して、写真に撮って、書く、食べる、の繰り返しのためドンドン太ります(^^;;

「先生~出来たので読んで下さい!」と頂きまして、数十年?もっとぶりにページをめくると、

少女漫画って、こんなに激しかった?と驚きました。

どわー‼︎ とか、ガシャーッ!とか、ゔあー!とか(「あ」に点々無いし…)

これでは、肝が昂りまくります。

仕事は1日の大半。仕事内容から波及する心身状態を掴むこと大切ですね。

2015年3月7日(土)

春のゾワゾワと大泣き。

昨日は丁度、啓蟄(けいちつ)の日でした。二十四節気の第三。

「啓蟄」は、冬籠りの虫達が這い出る」という意です。

動植物がモソモソ出てくるのと同じように、

春になると、ココロを少し病んでる人は、沈んでた気がゾワゾワと動き出します。

患者さんは、そのゾワゾワを、自分の意思で処理できずに悩まれます。

先日も、遠方からそのゾワゾワに耐え切れず来られました。

会った途端、大泣き…まるで幼稚園児のように(笑)

ある面、こんなに素直に泣ける貴女は、素晴らしい!と感心してしまいました。

彼女の治療前、治療後…その変化に鍼灸の凄さを、また教えてもらいました。

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