師匠が講義で引用された書、『人間 この未知なるもの』アレキシス・カレル著の抜粋です。
「病気は個人的な現象であり、個人そのものによって成り立っている。だから、その数は患者と同じだけあるわけだ。」
「医学は人間の本質、統合性、その独自性を考慮しなければならない。目的はただ一つ、患者の苦痛を和らげ、回復させることにある。」
「医者は、医学書に述べられてる病人と、自分が治療すべき実際の患者、つまり診察するだけでなく、何より安心させ、力づけ、回復させねばならない患者とを、はっきりと区別すべきである。」
「医者が成功するかどうかは、知識ばかりでなく、各人をそれぞれ異なった個としている独自の性質を、いかにうまく把握できるかにもかかっているのだ。」
患者さんを診させて頂く事が、如何に難しいことかを改めて感じます。
生涯、ココロを磨いて、精進しなくては。
患者さんの中に、少女漫画家の方がおられます。雰囲気も少女漫画様…可愛さ漂ってます。
が、この世界も、厳しそう。。。数ヶ月間、カンズメなので運動不足。睡眠を削っての仕事。
その上、今回の連載漫画では、ケーキばかりを書く役目。
毎日、ケーキを購入して、写真に撮って、書く、食べる、の繰り返しのためドンドン太ります(^^;;
「先生~出来たので読んで下さい!」と頂きまして、数十年?もっとぶりにページをめくると、
少女漫画って、こんなに激しかった?と驚きました。
どわー‼︎ とか、ガシャーッ!とか、ゔあー!とか(「あ」に点々無いし…)
これでは、肝が昂りまくります。
仕事は1日の大半。仕事内容から波及する心身状態を掴むこと大切ですね。
昨日は丁度、啓蟄(けいちつ)の日でした。二十四節気の第三。
「啓蟄」は、冬籠りの虫達が這い出る」という意です。
動植物がモソモソ出てくるのと同じように、
春になると、ココロを少し病んでる人は、沈んでた気がゾワゾワと動き出します。
患者さんは、そのゾワゾワを、自分の意思で処理できずに悩まれます。
先日も、遠方からそのゾワゾワに耐え切れず来られました。
会った途端、大泣き…まるで幼稚園児のように(笑)
ある面、こんなに素直に泣ける貴女は、素晴らしい!と感心してしまいました。
彼女の治療前、治療後…その変化に鍼灸の凄さを、また教えてもらいました。
最近ハマってる事のひとつが入浴です。
ヌルっとする入浴剤は嫌でしたが、最近、入浴剤を入れて楽しんでます。
乳白色でない、澄んだ色。ラベンダーの紫色や、桜のピンク、バラの赤色など、その香りより、色に癒されてます。
患者さんの服装の色の変化は、体調の変化に繋がってる事が多いように、
色をいろいろ変えて、どんな気分になるか自分で楽しんでます。
今、一番のお気に入りの色は、スカイブルーです。
食べ物には中々無い色。天の色だからでしょうか。
水の色…熱を冷ましてるのかな。
地球の色…包まれてる気持ちになるのかな。
スカイブルーに溶け込んでます(笑)
桃の花もお雛様も患者さんの手作り♪
今日は、久々に早起きをして、普段こき使ってるm(._.)mスタッフに、ちらし寿司を作ってきました!
作りながら、桃の節句はさすが女の子の日、盛り付けが楽しいのなんのって。
雛祭りの頃に桃が咲くので、桃の節句と言われますが、
平安時代、貴族が摘んだ薬草で、健康と厄除を願った…というのが日本での始まりだそうです。
桃の花にも魔除けの力があるらしく…病や災難を防ぐために必死(^^;;今も昔も同じですね~。
ちらし寿司と言えば、ハマグリのお吸い物。
貝類は、夏にかけて産卵期を迎えるようで、この春が食べ頃、プリプリしてます。
旬のものを食べれる幸せに感謝します!
内容も豪華にしました♪
ハマグリのお吸い物?