どんな事でも、便利過ぎたり、楽をし過ぎると、本来の能力は軽減してしまいます。
人間楽したいのに、上手くできてます。
人の身体も同じです。
薬を必要以上に使うと、生体側が、楽をしておさぼりしてしまいます。
本来、生体は、治そう治そうと、必死で働いてくれるものですから、
その能力を削る程、薬を使用しない方がいいですね。
生体が助けてくれてありがと。と言って貰える様な、
薬の微妙な加減をするのが、当たり前の時代になって欲しいです。
Tさんのクリスマスローズ。
師匠もよく言われる言葉です。こちらの鏡が曇っていたら、相手の状態を把握できない。
まさに。変な主観が入りやすくなります。
鍼を持つ事は、生の人間に対してるのですから、
相手の、ありのままの、その瞬間の状態を把握するところから始まります。
その瞬間の状態を、見逃さない事…ホント大切です。人間理解。
心の鏡を、日々、スッキリと磨いて患者さんに対したいです。
満開の木蓮…美しい。
不安定の中の安定。師匠もよく言われます。
不安定だからこそ、安定しようとします。
常に、不安定の中で安定している…これが、生きてる証拠です。
季節も同じです。
冬の次は春。寒い、静かな冬から、暖かい、生き生きとした春へ、一年の中で一番変化が激しい季節なので、
春の嵐が吹き荒れます。
患者さんも同じです、
激しく揺れ動きますが、全ては安定のため。
冬の後は、必ず、春が来ます。
昨日は、急遽、火曜日の勉強会が無くなり、時間が出来たので、
普段から気になってる事、ベランダの寄せ植えをしましたっ。
この生きた花を触ること、ホント元気をもらいます。
生き生きしたものは、その存在だけで、人を癒してくれます。
生き生きしてて、且つ、邪気のないもの…凄いパワーを持ってますね。
赤ちゃんが代表選手です。
春は、黄色を中心に沢山のお花が咲きます。
エネルギーの交流をして、患者さんに大いに還元したいです。
どんどん若手の鍼灸師が活躍する時代になりました。
時々、開院された先生方の、新しい鍼灸院を見学させて頂きますが、ホントに素敵。別世界です。
抜群のデザイン性、細部へのこだわり、お洒落な空間、場にマッチした調度品…ホントに、時代は変わりましたね~
それぞれの先生方の個性もしっかり出ています。
こんな素敵な鍼灸院を見る度に、触発を受け、我が鍼灸院も、何とか素敵にならないものか…と、思案しながら帰りますが、
自分の院に入ったら、やっぱり、これが今の自分には合ってるかなぁと、何かホッとしてしまいます。
まだ、私には、時期尚早なのか、それとも、無センスなのか、古いのか(^^;;
何れかなんでしょうね~。ま、これも個性という事でしょう。