人は普段、自分の年齢にそぐった行動をし、性別も意識して生きてるものですが(ある面不正直)、
時に、そうで無くなる方がおられます(ある面正直)。
それは、心身共に、限界がきた時なのでしょうが、
人は、赤児に戻るんだと、実感する時があります。
多分、お家では、その辺、何とか保ってるかとは思いますが、
ここに来たら、もう、奥さんでも旦那さんでもなく、何歳なんて関係のない訴え方。。。されます。
こんな場所があって、人は救われるのかも知れません。
少なくとも、私が、その姿をある面可愛い(笑)と感じてる間は。
オシャレなアレンジ…
久々に、隣の駅にある、兄の診療所に治療を受けに行ってきました。
兄は、何十年も前から、気候と人体の関係について研究を重ね、
『内経気象学』という難しくも、素晴らしい専門書を出版し、ついには、難関、気象予報士の資格までゲットしてしまいました。
臨床、学問共に素晴らしい鍼師です。
そんな兄の治療風景…楽しかった。
患者さんとのやり取り、サクサクしてて笑ってしまいます。
先生、これって○○って言うことですか?との質問に、ハハハっと笑ってかわし、
患者さんの背中のツボに、硬~っ!と数回大きなリアクション。。。
治療所の空気もホワンとしてて落ち着きます。
私には、同業者だからでしょう、東洋医学の見解を色々話してくれました。
治療だけで無く、電話も受付も全部ひとりでこなす兄。やはり昔からスーパーパワー、もってます。
先週土曜日に、2回目の「予防医学ミニ講座」が無事、大盛況の内終わりました!
皆さん、本当に熱心に聞いて下さり、心から感謝致します。
お帰りには、ある脳梗塞の患者さんが、「脳や頭の事ばかりを考えててもダメだという事がよく分かりました!」とか、
「自分の今の状態を、知れて良かったです。」とか、
ご友人の方は、「私の身体をもっと知りたいので、治療受けに来ます」等々、
嬉しい感想を寄せて下さいました!
誰もが納得できる東洋医学を、如何に分かりやすく伝えられるか、
これからも皆んなで頑張っていきます。
鼻水、クシャミ、目の痒み、咳、喉のイガイガ等々、風邪と花粉症は似た様な症状を呈しますので、
「これって風邪ですか?花粉症ですか?」とよく質問されます。
今年は、例年に比べ花粉の飛散量が何倍もひどい上、寒暖差が激しいので、
風寒邪が引き金となって、花粉症の様な症状によくなります。リンクしてますね。
様々ケースはありますが、風邪は寒邪、花粉症は熱邪と捉えます。
風寒邪中心なら、寒邪を取るツボに、熱邪中心なら、熱邪を取るツボに、両方同じ程なら、寒邪と熱邪を取るツボに、鍼をします。
養生は、ストレス食いをしたり、寝不足したりしない事です。
ストレスや過食は邪熱を生じ、寝不足で疲労すると抵抗力が無くなり、風邪を引きやすくなります。
私も、やられました~(^^;;
春の光は眩しい。
こんな寒暖の差が激しいと、腰抜け(笑)の人が沢山来られます。
腰は人体の中心ですので、笑ってられませんが、本当に腰が抜けた状態です。
先日も、神戸の職場からタクシーで来院された患者さんは、
歩行困難で信号も渡りきれず、タクシーの乗り降りも、大変な苦労、そこから足が出ず、横にもなれず。。。酷い腰抜け(^^;;
職場の人達からは、ブロック注射しろや、薬飲めやの大騒ぎだったようですが、
鍼1本で、みるみる回復。3回で完治です。
こんな時、鍼と共に、ちょい自慢したい気分になりますね~
鍼ありがと。