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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2015年9月28日(月)

大人の風格NY


One world trade Center。


グランドゼロ地点…人の小ささでこのビルの大きさが分かります。


マンハッタンの夜景は圧巻。

1週間お休みを頂いて、4年ぶりニューヨークの友人宅へ行ってきました。

今回は、グランドゼロが亡くなられた方々の追悼の場にふさわしい、立派なモニュメントになってました。

様々な方々の想いに触れ、自然と涙が溢れましたが、その横には、どうだ!と言わんばかりの新しいOne world trade Centerがそびえ立っていました。

私が変わったのかニューヨークが変わったのか、今回は街中に大人のしっとりとした落ち着きと自信が漲っているのを感じました。

鍼灸師の殆どは中国人で中国鍼です。日本人の鍼灸師はたった2人だそうです。

友人からここで開業したら流行るよと言われましたが…なにせ遠いです。

海外は日本と違って曖昧さが極小。私の友人達も気持ち良いほど物事をハッキリ言います。(日本の友人達もそうですが…)

みんな自分の考えがしっかりあり、とても付き合い易いです。

アメリカは完全に自由の国。そういった意味では変な内に向いたストレスは少ないかも知れませんが、自己主張をしっかりしないと生きていけません。

ジャンクフードの多い米国、もっと根っこのある根菜類など食べた方がいいかもしれません。

とにかく、時差ボケも全く無く、エネルギーを沢山頂いて帰国しました。全てに感謝しながら。


帰りはロスの友人宅へ


サンタモニカ マリブビーチは太平洋の一番端っこ。

2015年9月19日(土)

休日に入ります。

連休前は鍼灸院も混雑し、ご迷惑をおかけしました。

いつ如何なる時も、落ち着いて、おひとりおひとり丁寧に、的確に治療する事をモットーにしてますので、ご了承下さい。

さて、この一週間は休日の為、ブログもお休みさせて頂きます。

この拙いブログですが、遠方の方々からも楽しく読んでますメールがはいり感謝致します。

昨日も、Kさんから毎日楽しみにしてますと嬉しいお言葉を頂きました。

この一週間は、「Written by 」を更新してますのでご覧下さい。

日頃から様々思う事を短い詩にしています。

では、一週間ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。

2015年9月18日(金)

小中学生と中高年の大差。

叩こうが、ツネろうが、揺すろうが、こそばそうが、何をしても起きない患者さん、それは小・中学生の子ども達です。

鍼をした途端、一変に静かになり熟睡するお子さんが多いです。

先ほども正に…爆睡。仕方なく車を下に停めてそのまま荷物の様に運ばれて行きます。

朝、移動した事にも気付かないんでしょう。これが本当の爆睡。

大人の患者さん達はというと、昨日全く眠れませんでしたとか、1時間おきに目が覚めますとか、小さな物音で目が覚めて眠れなくなりますとか。。

最近、睡眠障害の人が続出してます。特に中高年の方(笑)

何故でしょう。人それぞれに理由はあると思いますが、

中高年の方は、下半身は冷え易く、身体の中は熱いという状態になり易い事も理由のひとつです。

つまり、この朝晩の急激な寒さで、腠理(毛穴)が閉じ、内熱を封じ込め、

足が冷える事で、その内熱が上に上がります。そして、興奮状態になるために、寝付けなくなるわけです。

下が冷え過ぎたら腰痛。腰痛にくるか不眠にくるか、さっきの若者はイライラにきてましたが。

足腰を冷やさず、ゆとりを持って行動し、寝れなくても「ま、いいかぁ」ぐらいの感じでいくのが良いですね。

2015年9月17日(木)

変化する事の大事。


職場からの風景


空も常に変化。

縁あって時々重症なガン患者さんが来院されます。

殆どの方が三大化学療法をうけて、必死でガンと闘っておられます。

ガンを徹底攻撃したくなるのも分かります。憎きガンです。ただ、激しい攻撃は良き細胞まで破壊していきます。人間世界の戦争と同じです。

根性がある程、頑張ってしまいます。
昨日こられた患者さんも正に。。。

真剣勝負で体表観察させて頂きました。余りにも痛々しい身体でしたが、脈、舌がまだ大丈夫。

5分置鍼して暫く横になってもらいました。

脈も舌もツボもしっかり動きます。動きは変化です。良き方へ変化していくと確信しました。

帰りのお顔は、艶が出て表情が明るくなりました。誰もが分かる変化です。

この変化こそが重要です。

世の全てのものは変化を免れませんが、

東洋思想では、変化するものの中にあって、ひとつ変化しないものがあると説きます。

それを私は宇宙の法則と呼んでます。

宇宙の法則に則った鍼を追求していきたいです。

2015年9月15日(火)

救急隊員に怒られた?

昨日ぎっくり腰の急患さんが来られました。

数日前、腰が痛すぎて動けなくなり、駅で倒れて泣いていた所、救急車で病院に運ばれたそうです。が、

彼女、救急隊の人に「東洋医学の病院に行きたいんですが…」と言うと、「じゃ、ここで降りて!」と、えらく怒られて、シブシブ(笑)病院で痛み止めの坐薬を入れられたそうです。

でも、痛みは変わらず…ここのHPを見て来られました。

彼女はタイ人で、救急車に乗っても、タイでは西洋医学にしますか?東洋医学にしますか?と選べる様です。制度の違い…可哀想でした。

昨日は座れず立ったまま簡単な問診をして、何とかベットに横になって貰いましたが、

上向きは無理。うつ伏せのまま脈をとり、舌を見て両手両足のツボと背中のツボで診断し、

背中に一本の鍼。

来た時は泣いてましたが笑顔で帰られました。

日本語の上手な素直な性格の可愛い女性でした。昨年、私もタイに初めて行き、様々お世話になりましたので恩返しですね。

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