仕込み完了~
まだまだ半分の量。。
昨日は師匠のお誕生日会でした(笑)。恒例の水餃子と、弟子達のユニークな出し物、そして、ビックなバースデーケーキとプレゼントでお祝いしました。
師匠は過去世、中国人かと思う程、水餃子がお好きです。かれこれ八年間毎年作っています。
前日から、実千代鍼灸院スタッフ総出で、仕事が終わってから仕込みます。
今年は、帆立と椎茸、セロリと海老、韮と炒り卵バージョンの3種類を作りました!
20人程で当日皮に詰めていきます。今年は、既成の水餃子の皮プラス手作りの皮も皆んなで作り、500個の水餃子が出来上がりました。
その売れ行きは素晴らしく(笑)師匠も最後まで食べて下さいました。こんな嬉しい事はありません。
夜な夜な一生懸命手伝ってくれたスタッフ達に感謝感謝です。
この一年も師匠が益々お元気で、不可能を可能にする鍼を、世の為人の為、そして弟子達の為にも発揮して頂けますように…
また来年も張り切って作ります!報恩の心で。
このケーキも恒例です。
いつもの会議室は調理場に。
ゴールドマンサックス所有のボートで。
ニュージャージーからマンハッタンへ。
今、酷いガン患者さんが数名来られてます。若いので進行も早い為に、これでもか!と言わんばかりにドンドン強い抗がん剤を投与されてます。
心も身体もボロボロになって来院されました。今まで病気知らず。世界を飛び回っていた方です。
どれ程の苦痛と御心労でしょうか。想像を超えます。
強い抗がん剤を投与された時、彼曰く「先生、ただ天井を見て一日中ぼーっと無気力、意識のある植物人間そのものでした。」と言われました。これが今の癌治療です。
整体は寝てても起きてても常に治そうと働いてます。抗がん剤で良い細胞までダメージを受けると、治そうという能力が働かなくなります。
人は、どんな病気であろうが、生命が生き生きして、ワクワクしててこそ自然治癒が無限に働くものです。
先日、ある患者さんがされてる社交ダンスの晩餐舞踏会に行ってきましたが、
その中で、酷かった腰痛が治りました!などの声が。。やはり、ドレスを着て男性と組んでのダンス…生き生きワクワクされるから健康なんでしょう。
この不可思議で偉大な生命を、鍼で生き生きさせるか、ダンスやその他の事で生き生きさせるか…とにかく、生き生きワクワクさせる。
そこにこそ医療の原点があると感じます。
右手がマンハッタン、左手はニュージャージー。
1番高いビルがOne world trade Center
先日、足に激痛が起こり近所の接骨院に駆け込んだ患者さん…先生に「とにかく温めといてください」と言われ、
こたつで、ひたすら温めまくり悪化して来院されました。
痛い所を触ってみると、酷い熱感です。これは温めると悪化します。
接骨院に行った時は冷えてたのかな?と思いましたが、「その接骨院の先生、痛い所触られましたか?」と質問すると、触ってないとの事です。
確かに、冷えは痛みを誘発しますが、患部と良い方の両方を触って、どちらに熱感がキツイか、冷感がキツイかを見る事は基本中の基本です。
炎症がおきてる所を温めれば当然悪化します。悲しいかな、痛い所を触らずに判断するなんて…
患者さんも、自分で触れるので痛い所が反対側と比べて冷えていたら温める、熱を持っていたら冷やして下さい。
冷やす時は、アイスノン等で強烈に冷やさず水で絞ったタオル等で。スポーツ選手は別ですが整体を優しく扱う事は大事です。
これはあくまで対処療法ですが。。
鍼を頭に一本刺すとその熱感は見事に取れました。鍼様様です。
地球の美しさを感じます。
飛行機に感謝しきり。
急に痛みが発症したり、持病が悪化する急患さんが時々来られます。基本この仕事には付きものです。
さて、そんな時の心構えは…まず、その時の患者さんの症状に対して、自分が対応できるか否かを判断する事が先決です。
次に、そんな時の患者さんは大概プチパニックを起こしてます。
こちらが落ち着いて、声を掛けたり、痛い場所を優しくさすったりしながら、端的に問診し、少しでも落ち着いてから診療に入る事です。
バタバタしてると判断が狂います。
そして、脈や気色、舌等を診て判断していきます。
鍼をして脈に良き変化があれば、例え患者さんが痛いと言っても暫く様子を見る方がいいです。
ともかく、痛みのある方の生命力は、ある面全開になってますので、患者さんに押されます。余程こちらが冷静でないと診察や刺鍼場所がズレます。
中々難しいですが、そんな時こそ鍼の効果や実力が試されます。
常日頃から集中力と温かい冷静さを持って治療にあたりたいものです。
One world trade Center。
グランドゼロ地点…人の小ささでこのビルの大きさが分かります。
マンハッタンの夜景は圧巻。
1週間お休みを頂いて、4年ぶりニューヨークの友人宅へ行ってきました。
今回は、グランドゼロが亡くなられた方々の追悼の場にふさわしい、立派なモニュメントになってました。
様々な方々の想いに触れ、自然と涙が溢れましたが、その横には、どうだ!と言わんばかりの新しいOne world trade Centerがそびえ立っていました。
私が変わったのかニューヨークが変わったのか、今回は街中に大人のしっとりとした落ち着きと自信が漲っているのを感じました。
鍼灸師の殆どは中国人で中国鍼です。日本人の鍼灸師はたった2人だそうです。
友人からここで開業したら流行るよと言われましたが…なにせ遠いです。
海外は日本と違って曖昧さが極小。私の友人達も気持ち良いほど物事をハッキリ言います。(日本の友人達もそうですが…)
みんな自分の考えがしっかりあり、とても付き合い易いです。
アメリカは完全に自由の国。そういった意味では変な内に向いたストレスは少ないかも知れませんが、自己主張をしっかりしないと生きていけません。
ジャンクフードの多い米国、もっと根っこのある根菜類など食べた方がいいかもしれません。
とにかく、時差ボケも全く無く、エネルギーを沢山頂いて帰国しました。全てに感謝しながら。
帰りはロスの友人宅へ
サンタモニカ マリブビーチは太平洋の一番端っこ。