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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2015年12月14日(月)

医も食も微妙なバランスこそ。


梅シロップと紫蘇シロップ。


パウンドケーキ。


あっさりパンとピザパン。

昨日は今年最後の豊岡往診でした。豊岡は完全に私の故郷になってしまいました。
口ではおはようございます!といいつつ、心はただいまー(笑)ですから。

ありがたいことです。自家栽培のお野菜で毎月、お正月並みのご馳走を頂いてます。近所のスーパーで売ってるヒョロヒョロ野菜とは天地の差。生命力に溢れてます。当然元気になりますよね。

豊岡往診の帰りは篠山市という黒豆で有名な所に寄って、もう一軒往診してます。

ここのご家族も様々な意味で奇跡のご家族です。脳腫瘍で寝たきりのお母さんは、何度も生死の境を行きながらも、いつも何故か悠々と堂々とした風格ですから驚きです。

このお母さんの介護を真剣且つ喜ばれながらされてる娘さんが、これまた凄い方で、抱きつきたくなる(笑)ような女性です。

彼女の作るあらゆるお料理は、どこの料亭よりも群を抜いて美味しいんです。心の奥に染み渡る美味しさと言うのでしょうか。微妙なバランスの味付けが完璧というか。。ホントにすご技です。写真には載せきれない程今年も頂きました。

食も鍼も、心持ちの大事こそがその完璧なバランスをつくっていくのでしょうか。教えられる事大です。


ナッツの蜂蜜漬け。


朝食に頂きました。


シフォンケーキ。

2015年12月12日(土)

冬の旬野菜ターサイ。


大地を味方にしてますね。


立派な茎は安心感あります。

この伸び伸びした綺麗な濃緑色野菜は、中国原産のターサイという冬のお野菜です。「如月菜(きさらぎな)」とも呼ばれています。日本でも静岡県等で多く収穫されるようです。

茎が短く地面を這うように成長するところから、漢字では「塌菜」と書くようで、「塌」は土が崩れて落ちてかぶさる。。という意味なんですって。

冬が旬で霜が降りると甘みが増すようですが、何でも旬に食べるのが理にかなって体にも染み入りますね。

栄養価は、βカロテンがとっても豊富。これは、抗発ガン作用や動脈硬化の予防で知られています。

また、体内でビタミンAに変換され、髪の毛、視力、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるようです。

ビタミンCも含んでいて、風邪の予防にもいいですね。かなり魅力的なお野菜です。

青野菜が大好きなので見つけては色々お料理します。今回は、ターサイの和え物(軽く茹でて、胡麻油と少しのお塩と少しのお醤油を混ぜたものに和えるだけの超簡単料理です。)

それと、炒り卵の炒め物を作りました。定番ですが。。炒り卵は、卵に少しだけ鶏ガラを入れて作ります。一度お皿に取り出して、ターサイを胡麻油で炒めます。しんなりしたら少しお塩と胡椒を加えて、炒り卵と混ぜて出来上がり。これも超簡単です(笑)。どちらも10分もあれば出来ます。

身体に良いものは胃袋が喜んでるように感じます。胃袋は常にいつも胃の消化吸収能力を修復する為に働いてくれています。

も、いい加減にしてよ~と言われ無いような食生活を、この12月頑張りましょう!


和え物。


炒り卵炒め。

2015年12月11日(金)

患者さんの鍼の反応表現。


「日々の心いろいろ」より

患者さんの鍼の反応や感想は人それぞれで、その表現がとても楽しいです。

多くの方は、足が軽くなりましたとか、頭痛が治りましたとか、その主症状に対して感想を表現して下さいますが、

中には、なんでか涙が止まりませんとか、凄い夢(笑)を見てたとか、ここ何処か分からない程爆睡してました、とか言われる方も多いです。

また、経絡人形の様に、足の先から足の内側を通って、お腹が温まって、脇をとおってどうのこうの…と経絡に沿って鍼の反応を表現される方もおられます。

今日は、「毎回不思議なんですが、鍼を刺して貰ったら、全身の皮一枚下に心地良い電気な様なものが流れて、何かに包まれる感じがします」とある患者さんが言われました。

そんな鍼の効果を伺うのは本当に楽しいです。

私も昨日、師匠の鍼を受けましたが、何処に居るか分からない状態になりました。毎度の事です(笑)。

2015年12月9日(水)

師匠の鹿肉シチュー会。

昨日は、数年に一度の師匠の手料理、鹿肉のシチュー試食会でした!

北辰会には多種多様な人材がいて、狩猟で討ち取った鹿をご自分で新鮮なままさばいて師匠に献上される先生がいらっしゃいます。

その鹿肉を師匠が、新鮮なお野菜をふんだんに使って4日間煮込んでご馳走して下さいます。

調味料はほんの少しのお塩と胡椒だけの様ですから自然そのものを味わえます。

私の使命は、西宮で美味しい焼きたてのフランスパンを7、8本買って、お昼に間に合う様に持っていく事です。スリルあります(笑)

師匠がバイトをしながら、夜学で鍼灸学校に通われていたお若い時に、フランスパンをかじりながら頑張っておられたそうです。

いつも私が買ってくるフランスパンを美味しい美味しいと昔を懐かしまれながら食して下さいます。

今年のシチューは、いつになくあっさりしてて本当に美味でした。あっという間になくなりました。

何かに秀でた方は気合いを入れたら十二分に力を発揮されます。料理であれ何であれ。

真心のシチューは今年も忘れられない味になりました。感謝。

2015年12月8日(火)

鍼灸師の貴方へ

「日々の心いろいろ」より(ナンキンハゼ)

先日、まだまだ伸びしろ大の鍼灸師さんから質問を受けました。内容はともかくとして、

本当に鍼を心底信じれたら効果は半端なく出ます。

どうしたら信じられるかは、本物に触れるしか無いです。定期的にでもとにかく、見て見て見まくって(笑)、自分が受けて体感する事だと思います。

それは、こじ開けてでもすべき事だと感じます。自分の為に患者さんの為に。

行って、見て、受ければ、鍼だけでない沢山の事を必ず貴方なら感じれます。

触発を受けて、小さな自分の殻を破る…この繰り返しの中で、自分の中から求める気持ちが湧いてきます。そして根性が出てきます。

私も師匠の下に、何があっても一番優先して駆けつけ勉強してきました。

だから今の私があります。今の私は、鍼は本当に凄いという実感です。

まだまだ治せない患者さんはいますし、これは死ぬまで続くと思いますが、

鍼にはまだまだ無限の可能性がある事を師匠から教えて頂いてます。それに、師匠はありがたいんです。

先生、先生と呼ばれる小さい自分を謙虚にさせて下さる存在ですから。

どうか、人生かけて、一流の鍼灸師さんになって下さい。祈ってます。

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