「日々の心いろいろ」より
スタッフのひとりが今日からインフルエンザでダウンしました!やっちゃったね(笑)
数日前から顔色が土色でおかしいと思っていたら案の定です。おかしいと思った時に治療してあげるべきでした。
どんな事も、後の祭りではいけません。小事が大事。気が付いた時に対処すれば大事が防げますね。
インフルエンザは寒くなってから一気に流行ります。ウイルスさんが居心地がいい条件のひとつに寒さがあるのでしょう。
そして、寒いと空気が乾燥します。西宮は今朝の職場の湿度は20%だったようで、加湿器とおヤカンにお湯を沸かしてくれてました。
(気温、湿度に関しては滅茶苦茶うるさい院長ですので(笑))
ウイルスは小ちゃいですので、湿度があると水泡に捕まって下に落ちて飛散しません。50から55%にしておきましょう。
よく考えれば、ウイルスが飛散しててもかかる人とそうでない人がいます。ではかかる人はどんな人でしょう。
一言で言えば、抵抗力のない人です。ではどうすれば抵抗力が無くなるのか…普段から心身共に疲れを溜めてる人です。
その上、インフルエンザは熱病ですので、身体に普段から変な熱を溜め込んでる人はかかりやすいです。
どうすれば変な熱を溜め込めるのかと言えば、油物や甘い物の過食、睡眠不足です。イライラもかなり溜まりますよ(笑)要注意です。
寒さで毛穴が閉じて、普段から貯金してる熱が発散出来ず、更にこもってしまいます。
そして、手洗いうがいの励行が大事です。水かお茶など飲み込んでもいい物で、しっかり喉の奥までうがいしましょうね。
うがい薬ですると、喉にある繊毛が剥げて余計に菌が侵入します。
身体はちゃんと外敵から自分を守るように出来てるのですから、薬にばかり頼るような事をすれば、抵抗力が無くなります。
みなさん、インフルエンザにかからない!と決めて日々を過ごしましょう。
墨痕鮮やかな師匠の「生」の字。
菊も生命力満々と。
今日は待ちに待った今年初の奈良での師匠との勉強会でした!
入って来られるなり、「さぁやるぞ!」の力強い声と共に、迫力の講義がスタートしました。
内容は勿論のこと、師匠の白熱授業に皆圧倒されました。すごい生命力です!
こちらまで感化され、元気になりますし、心から、さぁ、やろう!という気持ちにさせて下さいます。
中心者の確信の声は、様々な暗雲を一掃してしまいます。
師匠はいつも身を持って、先頭を切って鍼の道を切り開いて下さってます。
そして、何よりご自身が難病中の難病を一本の鍼で治される度に生命力を増しておられるように感じます。
本当に嬉しくて心底幸せな気持ちになります。
今年もこの最高の師匠にしっかりついて一歩でも成長していこうと思います。
「日々の心いろいろ」より(ドウダンツツジ)
昨日は、大阪での鍼の勉強会に参加してきました。先週群馬でお会いした関東の先生方も何人か参加しておられ感心しました。
午前中は体表観察の総集編で、多面的観察と共に、それをカルテにキチンと記載できるかの勉強でした。
北辰会の共通カルテは、皆が様々な症例を検討し、レベルアップしていくためには必須のものです。大事にしたいです。
講師の足立尚哉先生に初めて体表観察して頂きましたが、ツボにピタっとハマる掌の感覚、さすが素晴らしかったです。
午後は油谷真空先生解説のパーキンソン病の患者さんの症例でした。3時間にわたる解説…北辰会の病の見立ての緻密さと深さを感じます。常に勉強、一生勉強ですね。
終わってからは、新風先生や油谷先生も交えて蛍の光がなるまで飲んでました。ちょっと飲み過ぎてフラフラしながら帰宅しましたが、朝はスッキリ爽やか。よく覚えてませんが(笑)楽しかったからでしょうね。
「日々の心いろいろ」より(カリアンドラ・ハエマトケファラ)
コンプレックスという言葉はユングが広めたそうですが、日本ではコンプレックスというと、劣等感のイメージが既に定着してますね。
心理学でも様々なコンプレックスがあります。ファザコン、マザコンは日常的に使われてますが、他にもエディプスコンプレックス等も良く知られてます。
内容の説明は避けますが、皆さん、何らかの心的コンプレックスを持ちながら日々生きています。それが人間です。
例えば、小さい時に親が離婚したとか、両親が厳しかったとか、反対に放ったらかしにされたとか…いろいろあります。
患者さんの病を伺っていると、その大元は、そんな幼い頃の何らかのコンプレックスにあったりしますが、
コンプレックスは忌み嫌う物では無く、コンプレックスがあるからこそ、自立や独立があり、思いもよらない力が出てきます。
コンプレックスが過酷である程、凄い能力を発揮されてる方は多いです。順調でない方が幸せな場合は沢山あります。人間世界は実は救いだらけで有難いです。
状況は色々ですが、コンプレックスを受け入れて、コンプレックスに立ち向かった時に発する爆発力、強烈なエネルギーを信じたいです。
「日々の心いろいろ」より(ロウバイ)
患者さんのお話を聞いていると、人間って本当に色んな意味で凄いなぁと思います。
当時2歳の女の子が初診で来られました。
それも、卵巣のう腫です。
保育園の内科検診で両乳腺肥大が見つかり、その後、不正出血が続き、大学病院で検査したら6センチ大の左卵巣のう腫が見つかり即入院に。
1ヶ月後に手術予定という事で来られました。
聞くと、この子を妊娠した初期にお母さん自身も、同じ大きさの卵巣のう腫が同じ左側に出来ていたそうです。
それを聞いて、これは消えると思い、古代鍼で刺さない鍼をしていくと、綺麗に消えました。医者は不思議がり、半年後に来て下さいとの事。今は元気な7歳です。
今日も同じ様なチビちゃんが来ました。この子も2歳の男の子ですが、膀胱の病です。
不思議な事がたくさん有ります。でも不思議でも無くてこういう事はよくあります。
みんな気付いてないだけなんです。
特に2歳位の子どもは、まだ全く汚れていない魂の世界にいるからだと思います。
2歳恐るべし。親御さんはある面お子さんに感謝すべきですね。