ENGLISH

MAIL

WEB診療予約

実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

MENU

院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2016年3月18日(金)

山あり谷ありの賑やかな人生を。

大きなダリアは生命力大。

ここ鍼灸院も時に産婦人科と間違える程、不妊症の患者さんや、妊婦さんが来院されます。

何度も不妊治療をしても授からない人、鍼治療でご懐妊された方、出産後も赤ちゃんとメンテナンスに来られる方…様々です。

40歳を越えた方には、状況にもよりますが、期間限定で鍼治療をお勧めしています。

先日、懐妊せず最後の鍼治療の患者さんの真隣、カーテン越しに、産まれたての赤ちゃんの声が聞こえます。

欲しくても出来なかった方の心中如何許りでしょう。配慮が足りず本当に可哀想な思いをさせてしまいました。

彼女には、これからの人生、今まで以上に幸せを掴んで下さいね、とお伝えしました。

いつも人生を肯定出来て、幸せを感じれたら、辛い事も後悔なく肯定的に捉えられます。

人の感情はそんな簡単なものでは無いんでしょうが、反面、誰もが強い精神も持ち合わせています。

山あり谷ありの賑やかな人生をお互いに楽しみましょう。逞しく朗らかに。負けないで。

2016年3月14日(月)

苦痛で顔が歪んだ急患さん。


「日々の心いろいろ」より (関白)

今朝、数年振りの患者さんが来院されました。3日間酷い回転性のめまいで嘔吐し寝たきりに。

少しでも頭を動かすとめまいがし、食事もとれない状態です。横になれず、動かせず、座ったまま治療しました。

こんな急患さんは、お顔も苦痛で歪み、話すのも辛そうですので、問診もままならず体表観察勝負です。

こんな時、診断要素は色々ありますが、こちらの手の感覚が良くなければ話になりません。

また落ち着いて、もたもたせず診断する事です。

舌の写真と共に、顔面の写真も撮らせて頂きましたが、

苦痛で歪んだ顔から、何とも言えない柔和な顔へ…この激変化、たまりませんね(笑)

一本の鍼の威力は本当に凄いです。抜苦与楽です。

苦痛も怒りも憂いも悲しみも全ての負の感情を安堵に変えていける鍼に感謝します。

2016年3月10日(木)

忘れられない出発の日。


「日々の心いろいろ」より(ユキヤナギ)

師匠程有難い存在はいません。

弟子たちひとりひとりの性格や癖は当然、鍼の出来不出来まで、見てなくても把握されてます。怖いほどに。

今日は私もいよいよ次の段階にいくその示唆を与えて下さいました。

いつも誰にでも言われる事ですが、受け止める側の私自身の胸中にストンと師匠の言葉が落ちました。

私に真剣な目で言われました。その為の儀式までして下さったような(笑)。。

今の師匠の様々な思いが伝わり、表現し難い思いが湧きましたが、師匠も凡ゆる事を乗り越えながら、本気で今尚、鍼に生き抜いておられます。

私も小さな思いかも知れませんが全て乗り越え、鍼に生き抜きます。

更に、私のスタッフを、いいスタッフ達だな、優秀だなと、少しの師匠のお手伝いで何度も何度も褒めて下さいました。

弟子達のした事にも当然でなくこの様に感謝される師匠には教えて頂く事ばかりです。

まだまだ歳を重ねないと分からない事ばかりです。今日は次の11年目向けての出発の日とします。

負うた子に教えられて浅瀬を渡る…その日まで(笑)。

2016年3月9日(水)

脾胃を丈夫にカラッと生きましょ。


「日々の心いろいろ」より(ベゴニア)

中国の金元時代の名医、李東垣の言葉に「脾胃を治するはこれ医の王道なり」とあります。王道は、王様の人徳によって国が平和になるという事です。

つまり、東洋医学の中心とされる脾胃を守る事が身体全体を守る事に繋がるんですよと言われてます。

元気には脾胃が丈夫である事が何より大事という事ですね。

脾胃は、分かりやすく言えば膵臓を含めた消化器全般ですが、現代人はこの脾胃を弱らせてる人が大多数です。脾の臓は湿気に弱いので、海に囲まれた日本は弱りやすい環境ですね~

特に、今年の冬は温暖で雨が多かったせいか、この脾胃の弱りが顕著です。皆さん脾のツボがポコンと凹んでますね。

ですから、嘔吐下痢も多かったですし、風邪を引いても中々治らない人が多いように感じました。

今風に言えば、脾胃が弱い人は免疫力が弱いです。生命力に乏しいというか。

噛まずに飲み込む人、早食い、大食漢、チーズや油物好きな人、甘味の過食、お餅やオカキ等の餅米好きな人は要注意です。脾を傷めます。
後、クヨクヨ悩む人も…直ぐに解決できない事は悩むのやめましょうー(笑)特にこの季節は。。。

今日も全国的に雨ですが、これから梅雨がやってきます。梅雨になると体が重くなる人や元気無くなる人、下痢になりやすい人等は脾胃が更に弱る季節です。

どうか今から養生して下さいね。後の季節を考えて今を生きるのが東洋医学の智慧です。

2016年3月8日(火)

今と未来を繋ぐ一本の道。


スイトピーと金魚草

当たり前の事ですが、何かの目的達成のためにはそれなりの準備が必要です。

例えば、健康になりたい!との目標があれば、自分は今どんな状態なのかを知って、
何故、こんな病気になるのかを教えてもらって、

理解、納得すればその問題に対して着々と取り組んでいくことです。自発の養生が1番。

より大きな目標のためには、この着々と取り組む事が尚更必須では無いでしょうか。

よく、目標だけがあって、その目標達成のための準備(特に今の現状把握を含めた)が無い人がよく見受けられます。

また現状把握のミスによって違う道にそれて行くとか。これが一番遠回り(笑)。

師匠が、ある時ある人に言われてました。「自分の事は自分でよく分からないんだ。分かってるつもりでな。だから人の意見を聞いて、また成功している人の実際を見に行くことだ」と。

私も自分がよくわかって無い所が沢山あるので、人と会話しながら自分発見していますが、

兎に角、その人の目標を聞いた時、(今のままでは)無理でしょと感じる時は、今のその人から目標へと続く道が感じられ無い時です。

目標への道は、今と未来を繋ぐ道ですから一本に繋がってないと…成功しません。

でも、歩みながら失敗しながら気づくという事も大半ですね。私もこのタイプかしらと(笑)

記事検索

最近の記事

月別バックナンバー