何キロも続く菜の花畑がお出迎えしてくれました。。
マリー・アントワネットの離宮の窓から。中央は逢引所の「愛の神殿」
新鮮な朝市マルシェでのお買い物。楽し過ぎました!
コンコルド広場のオペリスク。
ルイ15世騎馬像。マリー・アントワネット始め沢山の人が処刑された地。
シテ島にあるノートルダム大聖堂…ここは重い。
このゴールデンウィークはお休みを頂いてフランスはパリに行ってきました。
友人がフランス通で全て企画案内をしてくれました。宿泊はマンションの一室を安価でお借りし、新鮮な採れたてのお野菜を朝市マルシェで購入し、殆ど自炊生活してました。楽しかった!
お陰様でその土地の気を感じながらゆっくりと過ごす事ができ、しっかり鋭気を養ってきました。
パリでは昨年テロもありましたので、やはりセキュリティは厳重でしたが、今は平和な空気が漂ってました。
人々も親切で優しく、そして何より子供から御年配の方まで本当にお洒落です。
特に年配の方々のお洒落は格別で、爪には真っ赤なマニュキア(笑)、総レースのパープルのドレス、黄色やピンクのスカーフを見事に着こなして、自然体で町を歩かれてます。
背中の曲がった人は1人も見当たらず、ネックレスや大きなイヤリング、沢山の指輪を普段からされてる様子…皆さん自分のスタイルを楽しんでおられました。
本当に素敵ですね。街が素敵だからかな。
ヨーロッパは地震が無いので歴史と重厚感のある建築で、バルコニーや壁や屋根等に可愛い彫刻やデザインが施されてます。
全てに落ち着いた大人な感じを受けました。
ま、どこの国も色々問題は共通したものがあるでしょうけど。
お天気や気候にも恵まれて最高の旅行になりました。たまには、国を離れて違う文化に触れるのいいですね。
時差も無く今日から元気に仕事です。患者さん、スタッフ達に感謝。
オペラ座。バルコン(バルコニー席)中央で観覧しました。
シャガールの「夢の天井画」は圧巻でした。
ドラクロワの「民衆を導く女神」
セーヌ川クルーズ…最高のお天気の中。
「サモトラケのニケ」有名な勝利の女神ですね
謎に包まれた「モナリザ」
「日々の心いろいろ」より
毎日子供達が嬉々として来てくれる事が院の誇りです。も可愛くて可愛くてたまりません(笑)
特に2歳頃から5歳までの子供たちのエネルギーは半端なく凄いです。チビちゃんの存在感パワーは大人の何十倍です。
感性も大人の比ではありません。動物的感覚がしっかり残ってますので、自分にとって安全か否かは直感的に分かるみたい。
そんな子供達が、大人には考えられない内に秘めたエネルギーを発散出来ずにいると様々な症状が出ます。。
疳の虫、発熱、喘息、鼻閉、湿疹やアトピー、クローン病、脱毛、腎疾患等々…来られてます。
病の発症場所は、その子にとって弱い臓腑です。遺伝的にも。
直ぐ薬に頼りたくなる気持ち分かりますが、子供の治癒力を信じて欲しいです。勿論直ぐ止めれない薬も多々ありますが、子どもの強力な免疫力を削がないで。
精神的にも敏感に大人の感情を直ぐキャッチしますので、子供の病気から親は自分の生活を見直してみるのも大切です。
そして、この爆発的なエネルギーのはけ口を与えてあげて欲しいです。
親子の良い循環を生む鍼治療を大切な子供達の為に私も頑張っていきます。
今年はミニ薔薇が多数蕾を付けてくれてます。
何時迄も枯れない花達。
2年ぶりに兄の「内経気象学」の講義が先週土曜日開催されました!皆んな待ち望んでました。
この勉強会、自由奔放そのもので、内容は本当に濃く重要な事ばかりですが、堅苦しさが全く無く、質問発言も自由でし易く、威圧感0です。素晴らしい。
講義は、内容膨大で書き切れませんが、季節病と気象病をリュウマチ、喘息、花粉症、アトピー、精神疾患等を例に考察、また春の眩暈の症例、春の倦怠感等を春の内経気象学の立場から考え、また、特別参加の島内先生の春の食養生等々、本当に楽しく勉強になりました!
心と体は繋がってますので、この喜怒哀楽の偏り(七情不和)が体に影響を及ぼす事は衆知の事実ですが、
七情不和と同じく、どれ程多く身体は気象の影響を受けているか、頷く所大でした。
その事は臨床家なら日々痛感してると思います。特に、この春から梅雨入りの時期は、脾の臓(消化器全般)が弱ります。
脾の臓は湿気に弱いからです。この時期に過食したり、もち米系のしつこい物や甘味物をパクパク食べたりすれば、次に来る夏バテは必然です。すると、夏の次の秋にも支障が出ます。
梅雨に入る前の養生(胃腸を守る事)がどれ程大切か…肝に銘じたいです。が、最後の飲み会では食養生は飛んでましたね(笑)
元韓国語の先生からの写真です。本当にステキ…落ち着きます。
今年の春はめまいと激しい咳の患者さんが多発しています。
それぞれ機序は違いますが、共通点はどちらも上方の症状ですね。
東洋医学は「全体のバランスを診る」のが本筋ですので、上の症状ばかり起こるのは、上下のバランスの乱れと先ず考えます。
何らかの理由で上方に「気」が偏り過ぎてるか、または、下方が弱くて上方に「気」が偏ってしまったかです。真ん中の停滞もありますが…
ともかく、下方が弱い、イコール土台が弱いという事ですので不安定になるのは当然ですね。
今の日本と同じです。地面がグラグラ揺れて不安定です。人も自然の子ですから、影響が無いわけありません。
色んな条件(過ストレス、地震、不安感、気候変動等々)が重なって、皆さん気が上へ上へ上がり過ぎてます。
さて治療は、上へ上がり過ぎてるのを上から抜いて上下のバランスをとるか、
下を補って上下のバランスをとるかですが、
上をいじって治らないものは下を補う事です。真ん中を通じさせるもありですが…
先日、北辰会の勉強会で講師のH先生が前日も酷い咳で大変だったらしく、当日の講義前も咳き込んでおられました。
頭を触ると凄い熱感…可哀想…。でも講義の前にある先生に治療をして貰ったらしく、咳がピタリと止んで、講義も流暢にされててビックリです。咳き込む気配も無かったとの事。。凄い!
それも、下方のあるツボに翳し鍼をしただけです。北辰会には本当に名医が沢山おられます。
「日々の心いろいろ」より(幾夜寝覚)
熊本の地震がまだ続いています。
被災された方の御心労如何許りでしょうか。
私も阪神淡路大震災に直撃しましたので思い出しました。しかも、今回の地震の余震回数は阪神淡路との比ではありません。
21年前、まるで洗濯機に入れられたか、爆撃を受けたか程の酷さで、地震とは直ぐ理解出来ない状態でした。何のことか分からない感じ…
余震が来た時に、初めて本当の恐怖心が起こったのを覚えてます。死という恐怖です。
それが今回は何百回も起こってるわけです。眠れず、食べれず、排泄も我慢、プライベート無し…人間の究極のストレスが一度に押し寄せ現在も続いてる状態。
一刻も早く終息する事を祈らずにはおられません。他人事では無いです。
南米でも同時期に大震災が起こり、この地震の前にも三田や和歌山でも揺れ、日本を中心に地球全体が動いてます。
誰も油断しないで欲しいです。先ず一番大事なのは水の確保です。お風呂のお湯は流さず常に満杯にして置いておきましょう。
物が倒れてくる落ちてくる場所には寝ない事です。私も昨日、ベットの枕上にある大きな絵を外しました。
自分の考える防災グッツを寝る場所に置いとくとか色々ありますが、ひとりひとり考えないと。
原発も即刻止めるべきです。想定外ばかりの今の現状を甘く見たら取り返しのつかない事になります!危機管理が貧弱な日本ですから。
ともかくも、自然は人間をどこまで試すのでしょうか。それでも、人間の智慧と根性の方が上手です。油断なく皆さん生き抜いて下さいね。