ENGLISH

MAIL

WEB診療予約

実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

MENU

院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2016年6月20日(月)

北辰会エキスパートコースに参加して。


近所の公園にて。


花盛りで気分も爽やかに。

昨日も充実の北辰会エキスパートコース勉強会でした!

午前中はベテランの先生方との実技訓練でした。症状の見立てから、選穴、使用する鍼の種類、その鍼の使用方法まで、先生方によって当然違いが出ます。(整体のバランスをとる方法には色々あるからです)

この違いが楽しく勉強になります。今回は、他の先生方の治療方法から様々勉強させて頂きました。

鮮やかに素早く整体を動かす技に、自分ももっと技術を磨きたいと触発を受けました。

午後からは、先月行われた東洋医学会での村井和先生の率直な素晴らしい発表と報告があり、

その後、久々に師匠藤本蓮風先生が「鍼灸の復権」について獅子吼されました。

まるで、かつて大正時代?に森道伯先生が「漢方を滅ぼそうとするなら、先ずこの森道伯の首をはねよ!」と叫ばれたらしいですが、

正に同じ迫力で、師匠は弟子達にこのままでは多くの人は救えない!と喝破されました。

最後は、木下慶治先生の「後縦靭帯骨化症」の症例発表でした。

頚部後屈不能と回旋の可動域減少等々の諸症状が木下先生の鍼灸で見事に緩解された素晴らしい症例でした。

質疑応答は変な盛り上がりが多少ありましたが(笑)、ともかく、難病指定の疾患に鍼の効果があった事は間違いありません。

難病は、西洋医者が治療法が無いとした病ですので、その様な病を北辰会方式の鍼でどんどん治していける様になれば凄いことです。

鍼大好きメンバーと切磋琢磨して頑張りたいですね。

2016年6月18日(土)

心の強さは来るもの拒まず。


三室戸寺の蓮の花…トモちゃんより


心も澄み渡りそう…素敵。

「恬憺虚無、真気従之、精神内守、病安従来。」『素問』上古天真論篇第一より抜粋。

これは師匠が常々言われる大切な一文です。

「心にわだかまりが無く、サッパリしていて、貪ったり邪(よこしま)な考えで心を煩わせたりしなければ、

真気が調和して、精神も内を守ってすり減ったり散ったりしません。

このような状態であれば、どうして病気になるでしょうか。病が襲うことはありません」という意味です。

毎日ルンルン楽しく生きていけたら確かに病気になる事は少ないのでしょうが、

そうは問屋がおろさないですね(笑)。

日々変化の連続ですし、その方の環境や性格、体質等々、皆んな違いますからね…病の現れ方も千差万別です。

ともかくも、病になった時が肝心でしょう。

病(バランスの乱れ)は何かを教えてくれてると思いますし、それに気付けば変われるチャンスです。

何があっても前向きに捉えられる心の強さこそ、「恬憺虚無(てんたんきょむ)」の本だと思います。

どんな人にも苦難や悲しみを乗り越えていける大いなる力はあります。

それに、色んな壁にぶつかりながら健気に生きてる人は、毎日ルンルンの人より魅力的。

来るもの拒まずで生きましょうか。

2016年6月17日(金)

宝塚歌劇トップスターの超人的パワー。


171センチ…体重私と同じくらいかなぁ(笑)


素晴らしい演出でした!

西宮は宝塚に近い事もあり、時々宝塚歌劇団関係の方が来院されます。

昨日、元宝ジェンヌの方から歌劇のチケットを頂き、うん10年ぶりに歌劇を見に行きました!

演目は、月組で、「信長」とシャイニングショーの「Forever Love」でした。全部で3時間!

男役のトップスター、龍 真咲さんの凄いこと…容姿、ダンス、歌唱力は勿論、

私が驚いたのはその体力と人を惹きつける力です。存在感が半端無かったです。

ネットでお顔を見たら可愛らしい乙女の顔なのに、舞台では彼女が長い両手を広げただけで、会場何千人を全部包容されてしまいます。

元々の素質もあるでしょうね。それにしてもプロのプロを感じてワクワクしました。

この演目が千秋楽の様で、9月の東京公演が終われば退団されるとの事。完全燃焼魅力的。

人に夢を与える仕事は素晴らしいです。私は、前半の信長は何故か完全に寝てしまいましたが(笑)すみません。。。

後半のショーは、かなりエキサイトして楽しみました。一糸乱れぬラインダンス。圧巻でした!同じ人間とは思えない長~い美脚。誰も息切れしてない。

自身にエネルギーが漲っていると、多くの人に幸せをもたらしますね~やはり。

2016年6月13日(月)

何事も過ぎればバランス崩れます。


「日々の心いろいろ」より(クリスマスローズ)

ここ数年、突発性難聴の患者さんが本当に多いです。鍼灸院でこれ程来られるのですから、耳鼻咽喉科はどれ程多いでしょうか。

酷い人は、耳閉感や耳鳴りめまいを伴い嘔吐もしばしば。何より耳が聞こえ無くなったらどうしようという恐怖感…なった人にしか分からないと思いますが、

この耳に意識が集中し過ぎて悪化の一途を辿ってる人も少なからずおられます。

先日来られた患者さんも、先生治りますか?治りますか?と過剰に深刻な感じで聞かれますので、

大丈夫ですよ。御自分の治癒力を信じて下さいね。私の鍼はそのお手伝いですから。と言いつつ(笑)、

でも、正直に言えば、神経質になり過ぎると、治ろうとしてる耳にストップをかけてる様なものです。ともお伝えしました。

難しい事ですが真実でもあります。突発性に限らず。

また違う患者さんは、来院当初は、いつでも何処でも耳鳴りがします…と言われてましたが、

最近は「先生、変に集中し過ぎると耳鳴りする事が分かってきました。散歩と鍼の時はしません」との事。

生活や精神に過剰な無理があると変調をきたします。病気に集中し過ぎても難治になる時があります。

人の心と体の関係は不可思議ですね。

2016年6月8日(水)

ギター演奏に元気になりました!


「日々の心いろいろ」より(タンポポ)

昨日、ギタリストの知人に招待券を頂き、初めてギターの演奏会に行ってきました。

彼は18歳からギターを習い始め、今年で50年らしく…我が師匠と同じく、技術を追求され続けた半世紀。素晴らしい。

それに若々しくて本当にダンディー。

私、ギターをなめてました(笑)ギターソロで11曲弾かれましたが、一番虜になったのは、スペインのギター奏者、フランシスコ・タルレガの「アルハンブラの思い出」でした。

タルレガは、幼少期に用水路に転落して失明しかかった様で、それを切っ掛けにお父様が音楽学校に通わせたとの事…鍼灸学校じゃなかったんだ~(笑)

神童と呼ばれる程頭角を現して、20世紀のクラッシックギターの基礎を築いた人です。

このアルハンブラの思い出は、右手の薬指、中指、人差し指でメロディーを奏で、親指でリズムをとるとの事で、それはそれは引き込まれるような魅力的な旋律でした。

後半は、親子ほど若い奥様のフルートとギターのコラボ演奏でした。知ってる曲ばかりで楽しかったです。

特に、ニューシネマパラダイスの「愛のテーマ」は本当に懐かしいメロディーでホント良かったですね。

人を元気にさせるとこ…本物ですね。本気の継続の素晴らしさを垣間見ました。

記事検索

最近の記事

月別バックナンバー