最近空の写真に凝ってます。
目まぐるしく変化する空…魅力的です。
東洋医学、特に北辰会方式の治療で最も大切にするのが「胃の気」です。
「胃の気」とは、一言で言えば生命力そのものです。
この胃の気がしっかりしている人は、免疫力、体力が充実してます。病邪を跳ね返す力ですね。
具体的な言い方をすれば、「食べ力」でもあります。人や生き物は全員、生まれてから死ぬ迄食べ続けます。
この食欲の有無は胃の気と密接です。ストレス食いは別問題として(笑)。
弱ってる人は特にこの食べる力を見て胃の気をはかります。実は、脈や舌や顔やツボ等も、全て胃の気を診る指標でもあります。
「胃の気」のあるものは全て生き生きしてますからね。
病気の無い人でも、動物でも、ガツガツと美味しそうに食べてる人は生命力満タンです(笑)。
赤ちゃんのミルクを飲む勢い、先日は凄い勢いで食べてるお馬さんがいました。
これらでこの個人の持つ生命力が分かりますね。でも、よく噛んで食べ無いと「胃の気」を損ないますので要注意ですよ~
特に秋の空は女心と同じ?コロコロ変わります。
夜の空も神秘的で好きです。
「日々の心いろいろ」より(ヌマトラノウ)
最近小学生のお子さんが沢山来院されます。特に自然学校が始まるこの時期です。
皆さんオネショに悩んでおられるんですね。
懐かしいオネショ。私も小学3年生あたりまでしてましたので(笑)。
母から叱られた記憶はありませんが、オシッコしてる夢を見てたらそのままジャー(笑)。お布団の始末大変だったでしょうね。
最近は高学年の、それも男子のオネショが圧倒的多数です。というか全員男子です。
男性は女性と比べて陽気が強いので、体表観察しても冷えておねしょという問題でも無いです。
尿の問題は腎と膀胱が主に関わります。子どもはまだ腎の気がしっかり出来てないので、おねしょになる場合が多いですが、
腎と膀胱のツボの弱りより、肝気の昂りの方が勝ってますね。
同じおねしょさんでも、人により使うツボは様々違いますが、百会というツボや、お臍の翳しの鍼で治る場合が多いです。
今日も先生、無事でした(笑)とお母さんから報告ありました。
小5年は恥じらいある年齢。多感な年齢です。またトラウマにも。おねしょさんは繊細なんですよ~
鍼と一言を大切に肝気を下げていきたいです。
豊岡市の山々は男らしい。
青と緑と白って安心色かな。
今朝もテレビでやってましたが、近年、苦情に対して気を使い過ぎて、
虫嫌いを訴える人の為に学習ノートの虫の写真を無くしたり(笑)、
歩きスマホに繋がるから二宮金次郎の像を座らせるのに変えたり(苦笑)、
うるさいと苦情があるので、盆踊りの音楽を消してイヤホン付けて踊ってたり(爆)、
子供の声がうるさいと、公園でのボール遊びを禁止したり(怒)、
ちょっと神経使いすぎですね~
でも実際来院される患者さんの多くは、この気の使い過ぎで病気を発症されてます。
気を使う人は、いい人で真面目な人が結構多いですね。
院でも子どもが公園で遊べない等よく聞きます。規律無く友達だけで自由に遊ぶ事って本当に大切なのに。
テレビでは、運動能力低下するし発散出来ないからと、中学生自ら市長に掛け合って改善してました。
が、柔らかいボールを使う事、週1、2回の2時間だけ、3人の見守り役をつける事の条件付きです。その委託代が市で430万円!って…ありえません。
どうなっちゃってるのでしょ。おじさんに怒られたり色んな経験するから内面も成長するのに。
気を使い過ぎて少人数の声を聞きすぎですね。確かに神経過敏になってる人多いですが、世の中人間らしい普通の感覚をもった人達はいっぱいおられます。
もっと自然に触れて、小さな花を愛でたり小さな事に感動できる心のゆとりを持ちたいですね。そして笑えるゆとりも。
「日々の心いろいろ」より(サボテン)
昨日は北辰会スタンダードコース勉強会で、原元気先生の「三焦経」「心包経」の臓腑経絡学の講義でした。
私と原先生とは同じ兵庫で開業、北辰会方式の鍼を勉強して粗同じ年数で、親しみ感満載です。
また、ラグビーを愛し過ぎてる(笑)熱血若手ホープで、きっと情熱的な鍼をされてるのでしょうね~
昨日も、原先生が北辰会の鍼に魅了された理由や、精神疾患、認知症、結石等々見事に治されてる症例を交えながらの講義で、本当に楽しかったです。
私は先生の講義を聞きながら、心の中でずっと、ある患者さんの事を考えてました。
長年来て下さってる難病のお子さんですが、講義を聞きながら、見落としていた所や治療配穴をもう一度練り直すヒントを頂きました。
北辰会の勉強会は東洋医学の根っこを学ばせて頂き本当に感謝でいっぱいです。
後の賑やかな飲み会も何かと勉強になります。北辰会は老若男女、皆さんホント心根の優しい鍼灸師軍団です。
原元気先生(元気は芸名ではありません(笑))本当にお疲れ様でした!ありがとうございました。
「日々の心いろいろ」より(クレマチス・モンタナ)
高齢化社会になって話題満載の認知症ですが、ここ鍼灸院にも何人か来られてます。
また、患者さんから相談を受ける事もありますが、その方こそ疲労とイライラでバランスが崩れてます。
実のお母さんが認知症になるなんて。。信じたく無い気持ちも強いので尚更葛藤があるのでしょう。当然です。
先日もリュウマチを患ってる患者さんのお母さんが認知症で、
そのお父さんもご主人も家族全体が振り回されてグチャグチャになってる方のお話を聞きましたが、
認知症のお母さんに、駄目出しの連続をされてました。そうじゃ無いでしょ!とか、えー?違う!とか…全否定発言(笑)。
これでは認知症が悪化する一方です。
歳をとれば物忘れも当然、変な発言と思ってても本人には意味があります。過去に封印してた思いとか(笑)。
そうね、そうだね、と認めてあげる事こそ認知症の人の心の安心がありますし、歳をとれば誰もが行動もスローになります。
早く早くなんて言わないで、ゆっくりでいいからね、と言ってあげればまたそれも安心になります。
現実は大変かも知れませんが、ひとりでもこの様に安心を与える人がいれば家族全員が好循環になります。
もれなく誰もが歳をとるわけですから、認知症の方に学ばせて頂きながら、認知症っぽくなった時に、あーこの事ね(笑)と言える余裕を持ちたいですね。