「日々の心いろいろ」より(アンジェラ)
今やガンは全く珍しく無い病になってしまいました。
若い頃、友人のお父さんが癌と聞いて、かなり驚き、何やら得体の知れない病に感じたのを覚えています。
それが今は…何処かしこも癌だらけです。その告知の仕方にもかなり変化があります。
少し前は、告知の問題も医者と話し合い、どう本人に伝えるかを真剣に考えてました。
ところが、今は、治療がし難いという理由なのか、癌です。転移もあります。とあっさりと本人の目の前で当然の様に言われます。
これって本当に考えものです。まだ転移もしてないのに、そのうち転移して喉が閉塞する可能性がありますとか…
先日はこんな例もありました。患者さんのお母さんですが、80代で癌末期告知をうけた瞬間、
表情も全く無く返事もしなかった認知症のお母さんが、ショックで普通に戻ったというのです(笑)。
その代わり、娘さんがショックでその時から全身が痛み出したそうです。
心と体は繋がってる証拠ですね。
だからこそ、人を見て、家族を考えて、慎重に告知はすべきだと思います。
マイナス感情は自己免疫力を低下させます。
医者の一言の重みをもっと考えるべきです。
「日々の心いろいろ」より(ナンジャモンジャ)
毎年の事ですが、秋になると喘息と眩暈(めまい)の患者さんが続出します。
今年の夏は特に湿気が多かったので、胃腸(東洋医学では脾の蔵)が弱った事が大きな原因のひとつだと思います。
脾の蔵は湿気に弱い蔵です。体に湿気も溜まります。(脾の蔵の運化作用が低下するからです)
東洋医学での中心的存在、脾の蔵が弱ると、相対的に肝の蔵が亢進します。
肝の蔵が高ぶり過ぎると、ブレーキのきかない車の様になります。交感神経興奮ですね。
この脾と肝のアンバランスが様々な症状を生んでしまうのです。
ふわふわの眩暈、回転性の眩暈、頭を動かすと起こる眩暈…様々な形で起こります。
2症例だけですが、掲載しましたので参考になれば嬉しいです。患者さんには難しい用語も出てきますが、解る所だけ読んでみて下さいね。(こちらをクリック①)(こちらをクリック②)
因みに喘息ですが、機序は様々ですが、秋の喘息はやはり脾の蔵が弱る事、気温差が激しい事、風邪も引きやすい等が発症のキッカケになります。乾布摩擦等いいですよ。
「日々の心いろいろ」より(ナデシコ)
先日、3歳の男の子のお母さんから喜びの報告がありました。
この子は生後2ヶ月から尿路感染で何度も高熱を出し入退院を繰り返してました。
検査で「膀胱尿管逆流症」との診断で抗生剤を1年半も飲み続けてました。お母さんが薬が嫌でドクターに頼み込んで1年半で済みましたが…薬漬けですね。
1年後の11月(先日)の検査で悪化や不変なら手術という事で、この1年間週3回は鍼に通って下さってます。
当初は逆流より低気圧が近づくと常に風邪を引いて、とにかく咳と痰が酷く眠れない程でした。朝咳が出たら、自分から鍼に行くと靴をはいて準備(笑)。
冷静沈着なお兄ちゃんとは反対に、自由奔放。超元気で人懐っこく院内の人気者です。
治療は、かざすだけの古代鍼で腎と肝の調整をしていきました。
検査は尿管にカテーテルをいれて造影するので前回大人8人が押さえつけて大泣き状態だったようです。
検査の前日はお母さんもかなり緊張されてましたが、「大丈夫ですよ。この子を信じてあげて」とお伝えしました。
当日、全く泣かず堂々(笑)と検査を受け、結果も逆流もなくクリアし、先生達が驚いてたようで、嬉しくて泣きましたとお母さんから報告がありました。(下記写真)
風邪を引いても鍼を信じて薬を使わなかったお母さんに心から感謝します。
本当に良かったです。鍼の凄さをこうして患者さんから教えて頂いてます。
1年前の造影検査は膀胱からの逆流がハッキリと。
今月の検査結果クリアしました。
「日々の心いろいろ」より(サボテン)
先日の世界鍼灸学会(WFAS )で「世界で活躍する日本鍼灸」をテーマに特別セッションがありました。
中でもインパクトが大きかったのが、中米のニカラグア共和国でご活躍されてる八巻晴夫先生でした。
先生は東洋医学に魅せられ退職し、代田文彦氏に師事され鍼灸の道に進まれました。
個人開業を考えてる時、ニカラグアでの鍼灸師募集の新聞記事を目にし、先生35歳の時に奥様と2人の幼子とともに1987年渡米されたそうです。それも語学全く出来ないまま、ボランティアとして。
当初は「東洋の魔術師」と揶揄されたようですが、次々と患者が殺到。対応出来なくなり、同年東洋医学講座を開講しニカラグア人鍼灸師(70人)による鍼灸クリニック(10箇所以上)を設立されました。
そして8年後には厚生大臣からニカラグアに東洋医学が正式な医療として認められました。
その間、鍼灸師も医者と同レベルの実力が必要と感じ、政府公認、中米初の五年生東洋医学大学を2004年に開学されます。
年間44回、6年間連続して先生の業績がテレビ放映され、今や国民の鍼灸治療は100万人を突破し、国民医療として認められるまでに。
また国の支援が中々届かない約六千人の視覚障害者の方の為に、指圧講座や来年は視覚障害者教育学部を設置されます。
この実績に眼から鱗でした。どれ程の御苦労があったか想像すら出来ませんが、
人々の役に立つ。この一貫した精神と情熱が一言一言から滲み出ていました。
実はこの先生の事は某新聞で拝見した事もあり、また、私は通信教育部卒ですが、同じ大学出身という事で、本当に誇らしくお聞きしました。
まだまだこれからという気持ちで一杯になり感謝致します。
いつか必ずニカラグアの先生の大学を見学に行きたいと決意しました。
ポカポカの秋晴れ。
上野の美術館素敵でした。
この土日は、お休みを頂いて筑波大学で開催された「世界鍼灸学会連合会学術大会 WFAS 」に参加しました。
ここでは、師匠の藤本蓮風先生が「打鍼の世界」と題して刺さない鍼の実技披露をされました。
会場から被験者を募り、腰痛のブラジル人の方に数秒治療をすると、少し軽くなりましたと速攻。次の日にはすっかり楽になったらしく先生の元に報告に来られたようです。
鍼の凄さは当然として、いつもと全く変わらない先生のオーラ(笑)と、態度、冗談に会場は先生に魅せられ、立ち見の満席会場が一体になってました。
この日は兄橋本浩一の「『時病論』の気象医学的評価とその特徴」という難しいタイトル且つ英語でパネルでの発表がありました。
この英語合ってるの?と聞くと合ってるよ~と自慢気でした(笑)。
次の日は北辰会副代表の藤本新風先生の「日本伝統鍼灸の継承と発展」と題しての講演と実演でした。始めに北辰会アピールのビデオを30分流して始まりました。
この大ホールでの1時間は、北辰会が世界へ飛翔できる実力と、その実力を持って新しく大きな風が北辰会にも吹いたセッションに感じました。北辰会メンバーの2人の女性通訳は最高でした!
終わってからは上野の国立西洋美術館を横目に見ながら(笑)、東京都立美術館へ行きゴッホとゴーキャンを見て帰りました。
それにしても、筑波駅前の海鮮料理、品川の東京地ビールと燻製ナッツ、豆パンは忘れられない味でした。大充実の2日間に感謝します。
ありがとうございました。皆さん本当にお疲れ様でした。
皆さん熱心です。
久々のツーショット。