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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2017年2月10日(金)

春は気逆咳が多いですね~


「日々の心いろいろ」より(クチナシ)

最近、患者さんの中に風邪が治っても咳だけが中々治らない方がおられます。

それも一度出ると止まらなくなり、比較的激しい咳です。これを東洋医学では「気逆咳」といいます。

咳と一番関係のある臓腑は肺の臓です。この「肺の気(肺気)」は粛降作用と言って、気を下ろす作用があります。

そして、この肺気は、肝の臓の「肝気」と協力しあって上下のバランスをとってます。

この肝気は、肺気とは反対に昇発作用といって、気を上に上げる作用があります。

つまり、肺気の粛降作用と肝気の昇発作用の拮抗(見事なバランス)で咳も出ず穏やかな呼吸が生まれるのです。

それが、風邪等で肺気が弱ってる所、春の気は草木も人の気も全て上へ上へ上げる力がある為、

肺気と肝気のアンバランスが生じて激しい咳が出てしまうのです。肺気弱、肝気強ね。力関係大事(笑)

呼吸器系の弱い人(肺気弱)で、多忙にしてる人(肝気強)はこの気逆咳に非常になり易いです。

春は身も心もキツキツに縛らず、ゆったりとして下さいよ~くれぐれもね。

2017年2月6日(月)

北辰会スタンダードコースに参加して。


「日々の心いろいろ」より(サザンカ)

昨日は北辰会スタンダードコース研修会で、午前も午後も「うつ病」についての勉強でした。

うつ病は今や他人事では無いほど何かの条件が揃えば罹患してしまうメジャーな病です。

実際、午前中の講師の古田先生ご自身が、過去にうつ病になり、乗り越えた体験も交えながらお話しして下さいました。

内容もとても分かり易く古田先生の優しい人柄が伝わってくるホントいい講義で勉強になりました。

午後は、祖父江先生がうつ病の患者さんと根気よく向き合い鍼で改善されていった過程を、講師の油谷先生が解説されてました。

祖父江先生は名古屋から研修に来られ、誠実さが全身から滲み出ておられる先生です。

後で祖父江先生からその患者さんとの向き合い方などを伺い、うつ病で苦しむ患者さんにどう寄り添っていくのか考えさせられました。

私も何人かかなり酷いうつ病の患者さんを診させて頂いた事がありますが、患者さんから、その方の悩みの芯や捉え方など様々教えて頂きました。

皆、環境も生まれも育ちも性格も違います。自分の価値観では到底推し量れない様々な思いで生きておられます。

患者さんの体表からも、その方の悩みの深さを感じる時があります。

術者がどの様な心持ちで患者さんに触れるのか、一番試されるのがうつ病の患者さんかもしれません。

日々自分の心の鏡を磨いて、患者さんの生命のダイヤモンドを発見していきたいです。

2017年2月3日(金)

春は転倒にも気を付けなくちゃね。


「日々の心いろいろ」より(玉牡丹)

明日は立春ですね。皆さん、何かウキウキしたり、ヤル気になったりされてますか?

春は動植物が冬の寒さから一気に芽吹き動き出す季節です。通常なら人も同じです。

それが異常に眠いとかうつうつするとなると変ですね。胃腸がこの春の肝気におされるとなり易いです。

また、普段からイライラ、せっかち傾向の人は、更に春の肝気が昇り過ぎて、重心が上ばかりに傾いて転倒し易くなります。

今日も脳梗塞を何回も起こしてる患者さんが、治療後直ぐ起き上がって転倒してしまいました。

幸運にも様々な好条件が重なり大事には至りませんでしたが、本当に気を付けないと大事故になります。

自分自身もこの春の肝気にどの様に作用してるかを客観的に観察しながら、自他共にこの季節の変わり目に対処していきたいです。

今週末は温暖で、来週からまた寒の戻りがあるそうです。ジェットコースター状態ですから気候が落ち着くまで少しだけお淑やかにしときましょう(笑)

2017年1月31日(火)

疲れを溜めない事が一番の予防です。


「日々の心いろいろ」より(スイセン)

この1、2週間の間に爆発的にインフルエンザが流行してます。酷い乾燥と三寒四温の為だと思います。

患者さん、ご家族が次々と罹患され、学級閉鎖等で子ども達だらけです(笑)。

高熱、筋肉痛、無汗等の麻黄湯タイプが殆どですが、解熱しても咳が止まらなくなる人もいますし、中には、嘔吐下痢の後にインフルエンザにかかる人がいます。

そういう方の舌を診ると苔がべっとり付着していますね~舌の色が分からない程です。

普段から食べ過ぎてたり、寝不足だったり、とにかく疲労度が高い人は直ぐ罹患してしまいます。

私も食べ過ぎ、寝不足傾向なので、何時うつってもいい感じですが、何とか大丈夫です。
時々自分で鍼してますし(笑)

同じ場所にいても、うつる人とうつらない人がいるのは何故か、また症状が様々なのは何故か、更に、かかっても軽い人や中々治らない人がいるのは何故か…これを考えるのが東洋医学です。

ご自身がどうような身体の状態なのかによって変わってきます。本来ウイルス撃退能力は自身の中に備わってます。

胃腸が弱ってる人がタミフルを飲んで便秘、胃痛になる人もいますが、この様に胃腸が弱ると中々治りにくくなります。

この時期、無理せず疲れを溜めないことが一番大切です。自分の体が疲れてくると、心も疲れてきます。

心身共に疲労してる時はかなりの確率で罹患してしまいます。

湿度を50~55%に保って、手洗いうがいをしっかりして、早目に寝るようにして下さいね。

2017年1月27日(金)

大寒が過ぎ立春間近の今。


「日々の心いろいろ」より(ロウバイ)

ここ数日、目眩の患者さんが急増してます。同じ症状の患者さんが
来られる時は、先ず気候の事を考えます。

1月20日の大寒が過ぎても寒さは続きましたが、日差しは明らかに違います。春に向かってる事を感じます。今日は一気に3月の陽気ですし。

立春は来週土曜日ですが、梅の花も咲き桜の蕾も柔らかくなって着々と春の準備が進んでますね。

この時期は寒さが厳しいところ、春の陽気で上熱下寒になり易い上、胃腸などが弱っていれば上下の交流が出来なくなり目眩等が起こりやすくなります。

下半身が弱ってる人も上部に気が昇り易くなりますし、普段から気が昇ってる人は更に上部に気が偏ります。

最近は天気痛といって天気や気候の変化によってリュウマチ等の痛みが発症する事が研究されてますが、

人間と自然を切り離して考える事は出来ません。自然と共に生きてるのですから。

気が上に上がり易いこの時期、イライラせずゆとりを持って、下半身を冷やさず、胃腸を酷使せず、

バランスよく、本格的な春に向かって爽やかな毎日を送りましょう。

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