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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2017年1月10日(火)

師匠と共に出発出来る幸せ。


「日々の心いろいろ」より(ベゴニア)

今年度もいよいよ鍼灸の勉強会が始まりました!先日の日曜日は北辰会スタンダードコースで、

堀内さい龍先生の「病因病理~配穴」までの北辰会の柱とも言うべき大切な講義がありました。

弁証論理学にかけては右に出る人がいない程の堀内先生ですが、細胞の全てが大阪人(笑)で何が飛び出すのかなぁと楽しみに参加しました!

流石の講義内容で、聞きながら頭の引き出しにキチンと整理されていくのがわかりました。常に論理的でありながら、講義の中で考える幅も持たせて下さる内容で、その構成といいホントに素晴らしかったです。

ただ、今後残っていくVIDEO取りの講義だったので、大阪弁の炸裂は見られず、後の飲み会で発散されてましたー(笑)楽しかった!

そして今日は師匠蓮風先生の初勉強会でした!講義内容に珍しく涙が出そうになりました。いや、泣きました(笑)

東洋医学の本来の在り方の核心を突く凄い講義内容でした。お正月はこの事ばかりを考えていたんだと言われ、師匠の常に前進されている御姿に心底感動しました!

お顔のツヤもお声にも生命力が漲っておられ、昨年末出版された著書『臨床というもの②生物学的人間』も、既にAmazonでもランクインされてるそうです。

この書籍については熟読後またブログに書きたいと思います。

先生の講義から皆とのお昼休みの話題も広がり、未来の鍼灸院の在り方等にも花が咲き、心から清々しい気持ちになりました。

今年私も師匠の尻尾にしがみついて振り落とされないように前進していきます。

2017年1月7日(土)

「西宮市のいきいき体操」最高~


「日々の心いろいろ」より

木曜日から今年の診療がスタートしました!

今年の年始は空も青く空気も澄んで暖かく本当に爽やかでしたね~

私、この年末年始かなりの暴飲暴食と夜更かしをしましたが、このお天気に助けられて爽やかにスタートを切りました!

お天気ありがと~(笑)

また今日、久しぶりに来られた患者さんから西宮市の「いきいき体操」の話を聞いてテンションあがりました!

これは四国が発祥らしく現在全国展開してるそうですが、

介護保険を如何に使わず年配の方がお元気でいれるかを考えておこした運動だそうです。

3回講習を受けて、地域の人10人集まったら開催でき、地域公民館等で体操するボランティア運動です。

この患者さんが中心となって週2回、団地内と近所でしてるようですが、皆さんヨボヨボしてた方々が俄然元気になってるそうです!

違う西宮市の患者さんに聞くと、今から起こそうと話し合ってる所ですと言われました。西宮市、かなり広がってるみたいです。200ヶ所近く。

本当にいい取り組みです!皆さんが元気にハツラツとなっていかれる事に心底喜びが湧いてきます。

私も今年はドンドン地域貢献、社会貢献をしていきたいと思います!

2017年1月1日(日)

明けましておめでとうございます!


「日々の心いろいろ」より(イセナデシコ)

さぁ新しい年が始まりました!

今年は酉年です。トリ入れる、トリつぐ、トリ込む、トリ変える、トリもつ等々何だか積極的な感じですね~(笑)

という事で、今年はどんな年になるのか、では無く、どんな年にするのか、しっかり目的を持って積極的に生きたいと思います!

因みに、ネットで調べると、酉という字は元々は酒つぼを意味してるようで、

収穫した果実から、お酒を作るという行為に由来したという説があるそうです。

また果実が極限まで熟した状態なので、「物事が頂点まで極まった状態」が酉年だとも言われてます。

うーん、極まれば転化する…東洋思想での陰陽法則のひとつですが、大きな変化の一年になりそうですね~(笑)

今年も良き変化を生む鍼をドンドンしていきたいと思います。どうかよろしくお願い致します。

2016年12月29日(木)

1年間ありがとうございました!


「日々の心いろいろ」より(ジンシソウ)

今日の午前中で今年一年の診療は全て終了致しました。この一年も本当に沢山の患者さんに来て頂き感謝の思いでいっぱいです。

肩凝り腰痛、頭痛、潰瘍性大腸炎、突発性難聴、不妊、乾癬、抑鬱症、間質性肺炎、ルビー小帯認知症、緑内障、不登校、喘息、自律神経失調症、子宮内膜症、橋本病、眩暈、動悸、膵炎、起立性低血圧、不眠、更年期障害、夜尿、乳がん、膵癌、多発性硬化症、無月経、大腸ガン、脱髪等々、ホント何科かわからない程でした。(笑)

信頼して来てくださる患者さんのお陰で、鍼の凄さを始め、病との向き合い方、物事の捉え方等、人生そのものを教えて頂いてます。

心と体は繋がってるとは言うものの、現実そう簡単な問題ではありません。

自分が経験していない多くの病に向かう時の心持ちの大切さを痛感した一年でもありました。

将棋の故村山九段が生前「病があるから将棋がある」と病抜きに将棋人生は無いと達観されてましたが、

患者さんにも、倒れてもタダでは起き上がらない!と逞しく、そして、前よりもっと健康になって人生を謳歌して頂くために、益々鍼の道に精進して参ります。

最後に、共に頑張ってくれたスタッフの先生方に心から感謝します。毎日こんなに仕事がスムーズだったのはスタッフメンバーのお陰です。

この一年、全ての皆様に感謝致します。本当にありがとうございました。どうぞ皆さん良いお正月をお迎え下さいね。

2016年12月24日(土)

癌に負けなかった患者さん。


「日々の心いろいろ」より(サザンカ)

先日78歳の患者さんが亡くなられました。肺癌でしたが、4日前までひとりで歩いて鍼灸院に来られ、前日まで元気で食事も摂られてたそうです。

昨年夏、肺癌の宣告を受け、右下葉癌は大きく胸膜浸潤、リンパ節転移、葉間両肺野に多発結節影があり多発肺転移との事。その上肺炎も併発されてました。

末期の状態で抗がん剤も拒否され、今年7月に来院されました。

お若い頃から海外転勤も多くバリバリ仕事をされてきた紳士です。

9月に北海道旅行に行って美味しいものを食べる事を目標にされてました。週3回コツコツと治療に来てくださり、旅行にも元気で行く事が出来、食事も完食されたようです!

11月頭に荷物(木材)を受け取った時に胸部を強打され、その後多量喀血しましたが救急車も呼ばすにまた来院されました。

途中、お医者さんから過酷な事も言われ動揺もあったと思いますが、奥様と共に最後の最後まで鍼を信じて下さり心から感謝致します。

様々な葛藤も乗り越えた患者さんから生き方も含めて鍼の素晴らしさをまた教えて頂きました。

心からご冥福をお祈りいたします。

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