ENGLISH

MAIL

WEB診療予約

実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

MENU

院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2018年6月6日(水)

自分発で地球を守らなくっちゃ?


「日々の心いろいろ」より (オンシジウム)

皆さんは毎日ビニール袋を何枚くらい手にしてますか?
スーパー等ではエコバッグが定着してますが、百貨店やコンビニではビニール袋が飛び交ってます。ガムひとつもビニール袋に入れるのが当たり前の日本。。。

ビニール袋は土に還る事の無い永遠のゴミです。実際、鳥や魚達、海ガメやクジラのお腹から大量のビニール袋が出て来てます。

環境破壊しまくり…環境汚染は人間に必ず帰ってきます。余りにも多過ぎる不妊症やアレルギー疾患等々に関係無いと言えるでしょうか。

日本はアメリカに次いで世界2位のビニール袋消費国です。1年間で305億枚が消費されてるそうです。でもこれは10年ほど前の調査で、ある説によれば460億枚らしいです。

因みに中国は7300億枚!だそうです。1年間ですよ。10年経ったら。。。きゃぁ、計算出来ない。でも中国政府は2008年6月1日から「“レジ袋”の生産、販売、使用を規制する」との通達を公布したそうです!

ビニール袋は1965年頃に初めて作られました。それまではお野菜は新聞紙に包んで、お肉は竹の皮に包んで、お豆腐はお家から持参のボールを持って買いに行きました!

私もお豆腐買いにボールもって行った記憶あります(笑)平和そのもの。

カリフォルニア州では2014年にレジ袋禁止法案が出され、EU加盟国は2025年までに一人あたりレジ袋を年間40枚にする目標を掲げてます。2014年3月からサンフランシスコではペットボトルでの飲み物の販売禁止になりました。世界は対策を国挙げて頑張ってます。

日本はまだまだ思い切った政策がとられていません。庶民一人一人がビニール袋ボイコットを日々の生活の中でする事が大切じゃないでしょうか。

2018年6月1日(金)

男女逆転して和平?


「日々の心いろいろ」より (デンドロビウム・ファーメリー)

ここ15年程でしょうか?いわゆる女らしさ、男らしさが逆転してるように感じます。

らしさって言うと今は古いって怒られそうなので…今迄考えられてきた男女の性が変化してきてるって言った方がいいでしょうか。

身近な例では、お尻の小さくなった女性、旦那さんを殴る奥さん(笑)サバイバルゲームを楽しむ女性、職業選択も自由になってきましたね。

男性は、白魚の手の男性、スネ毛を剃る男性、物腰柔らかな男性、ぬいぐるみを愛する男性、化粧をする男性…自由です。

基本、男性は陽、女性は陰。陽は硬く、陰は柔らかですが、何だか逆転現象起こってます。女性が多く社会に進出したのも大きいかも知れませんね。

魚も水温が低くなるとオスとメスが入れ替わるそうです。このように、環境変化によって性別が転換する生物、体が大きくなるにつれて性転換する生物、集団の中のメスとオスの比率によって性を変える生物等…いるようですが、

全てそれらの変化は遺伝子レベルでおきてると村上和雄先生は言われてます。

こう考えると、「男(女)は、こうあらねばならない」という考え方はもう通用しないですね。

大局から見れば、様々な変化は全体の歪みを是正してバランスをとってる姿…と柔軟に考えた方がいいんでしょうね。

2018年5月25日(金)

「共生的進化論」は宇宙のリズム?


「日々の心いろいろ」より (わたらせ)

先日、知り合いの鍼灸師の方が「進化論がどうしても腑に落ちない」という事を言われてました。私も同感です。

ダーウィンの進化論は、「生物のそれぞれの種は、原始生物から環境に適応しながら自然淘汰(とうた)を経て進化してきたとする学説。」とされてます。

自然淘汰。。。生存競争に勝ち抜いたものが生き残る。これが大自然の法則という事です。

この進化論と全く別の考え方が1960年代に出てきたそうですが、

それは、「生物は優勢劣勝で進化してきたのではなく、互いに助け合いながら進化してきた」とするもので「共生的進化論」と呼ばれているそうです。

更に、村上和雄先生の著書「生命の暗号」には、「ケニアのトゥルカナ湖で発見された150万年前の類人猿の遺跡を調査した研究者によると、互いに食べ物を分かち合い、助け合って暮らした痕跡は見つかったが、強いものが弱いものを圧迫したり、闘争したりした形跡は全く見つからなかった」と書かれてました。

今の時代、どんどん弱肉強食化してますね。野獣化。。。野獣に申し訳ないっ(笑)人間は「保身」と「傲慢」が加わるのでタチが悪いですね。

2018年5月23日(水)

「つつしみ」っていい言葉ですね。


「日々の心いろいろ」より (カキツバタ)

遺伝子学のスペシャリスト村上和雄先生が、著書の中でトマトが持ってる「つつしみ」という表現をされてますが、

自然には目に見えるものと見えないものがあって、トマトの「実」は見える自然。トマトの「つつしみ」は見えない自然と言われています。

自然の中で育つトマトは、人間の様に自分だけが大きくなって他の種類の植物の養分を奪ってやろうとは考えない。つまり、トマトが「つつしみ」を持って自然の中で生きてると言われています。

先生は、「生物は自分達だけが増えすぎると、逆に生存が危うくなるので、その事を生物の遺伝子はちゃんとわかってコントロールしている」

また「目に見えないものを、ないものと扱って無視し、自分たちに都合のいいように生きてるのは人間だけかもしれない」と言われています。

村上先生は、医療の分野でも、目に見えない患者さんの気持ちや考え方が病気を左右すると強調しておられます。

これから益々目に見えないものに心傾く時代になっていくと思います。

2018年5月19日(土)

好転反応ってどういう事?

時々患者さんから鍼って好転反応でますか?と聞かれます。

好転反応は、治療の過程で一時的に身体に何らかの反応が起こる事で、1日から数日で反応は消えるとされてます。

今日もある患者さんが、「先生、先日初めて鍼をしてもらった後、凄く怠くなって寝ていたら、その後下痢をして、身体がスッキリして驚きました!」と喜ばれてました。

この方の主訴は起きてられない程の疲労感です。

私も時々師匠に鍼を受けてますが、かなり疲れている時はそのまま2時間程(笑)寝てます。というか起きれない(笑)疲れてる自覚が無いからやっかいですが。。。

鍼をすると気の巡りが良くなって沈んでいた熱や邪が浮いてきたり、緊張が緩んで疲れがドッと出たりします。いわゆる好転反応ですね。

その患者さんの日頃からの緊張度合いを考えてその辺は調節していきますが、緊張度合いが大き過ぎる人は気を付けないと好転反応で悪化したと動揺されます。

先日もスタッフ鍼灸師がした初診治療で好転反応に驚かれた患者さんがいましたが、実はとっても効果があったという事です。2診目からは大丈夫です。

それをちゃんと納得して頂けるかどうかはこちら側の問題ですね。

鍼灸治療は奥が本当に深いです。

記事検索

最近の記事

月別バックナンバー