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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2018年11月9日(金)

まぁいっか~で精神を緩めましょ!


一面ピンクのコスモス。


一面黄色のコスモス。

時々、40歳過ぎの女性で、月経の大量出血で来院される患者さんがいらっしゃいます。

先日も、1ヶ月間ダラダラとした月経が止まらないと思ったら突然の大量出血。ハァハァ言われながら来院されました。

この突然の月経過多は東洋医学で崩漏(ほうろう)と言います。

女性は月経がある分、血の変動が大きく、それは精神状態とも関係します。突然の大量出血の崩漏は東洋医学では、主に「肝の蔵」の異常とされています。

「肝の蔵」は、血液量の調節やその流れをスムーズにする役割を担ってます。過剰なストレスにさらされると、この役割に異常をきたします。

また、「怒り過ぐれば肝を傷る」とある様に、「怒り」の感情が長く続いたり、我慢に我慢を重ねて頑張る人は要注意です。

更に生殖器と肝の蔵は最も関係が深く、生殖器関係が弱い女性は、条件が揃うと発症しやすいです。

人は常にストレスが溜まると何らかの形で発散しようとします。

生きてる限り避けられないこのストレスが過剰になり過ぎる前に、上手に発散しないと色んな意味で危険です。

まぁいっか(笑)と脳天気も必要ね。

2018年11月1日(木)

お食事をマインドフルネスで。


武庫川のコスモス園。


コスモス達が可愛すぎ。

先日、肩や背中等がバリバリに凝ってる患者さんの養生法に「ゆっくり味わってお食事して下さいね」とお伝えすると、

「あ、メチャクチャ早食いです(笑)」と言われました。

何かをしながら、次の事を考えてたら勿体無いですし、心も体も緊張してしまいます。

三度の食事は、毎日の事。美味しく食べればそれだけで3回の幸せを感じれます。

最近巷では、「マインドフルネス」が流行ってますね。瞑想もいいですが、生活の小さな事を楽しむ事が大切って思います。

そんな小さな事を大切にする…そんな集中もマインドフルネスって言うようで、じっくり味わって食べれば満足感があり大食いが無くなると言われてます。

忙しいは、「心を亡くす」って言われますが、忙し過ぎるとゆとりが無くなって何事も楽しめなくなりますね。

先ずは一生続く食事から、楽しむ、味わう「ゆとり」の時間にしていきたいですね。

きっと人生変わりますよ~っ❣

2018年10月31日(水)

やっとこさっとこですね。


自宅マンションからの朝焼け。

日本でも、レジ袋がやっとこさっとこ(笑)2020年度以降に有料義務化になる予定です!

日本では年約900万トンのプラスチックごみが排出され、その中でも400万トンが包装容器、ペットボトル、レジ袋といった使い捨てのものだそうです!

レジ袋に関して言えば、年間450億枚のレジ袋が使用(怖っ)との事。。。

海の汚染、空の汚染…小さな地球?を守らなくては!自然破壊は人間破壊です。

「環境ホルモン」となる化学物質が、プラスチックに添加されていると問題提起した人は、ボストンのタフツ大学教授のアナ・ソトさんだそうです。

彼女が実験の最中に、実験に使っている器具(プラスチックプレート)からノニルフェノールという環境ホルモンが溶け出し、それがヒトの乳がん細胞の異常な増殖を引き起こすことを見つけました。

子宮内膜症とか乳がん等の女性特有の病気が起こりやすくなり、精子数の減少、生殖器の委縮など生殖系の異常が報告されてます。

余りにも多い不妊症、生殖器疾患。遺伝子も変化させてしまう環境ホルモン。

私は何処に行っても全てのレジ袋を断っています。ひとりから実践していきましょ。

2018年10月24日(水)

5「首と耳下の湿疹」 []

40代 女性
幼稚園の頃から発疹有りステロイド使用。8年程前から首、耳下に肌汁伴う発疹が出る。仕事でストレス過多の時期。3年前他の鍼治療に通い顔の発疹は改善するが、再び瞼に再発。首、左耳下にも発疹と痒みが出て来院される。現在ステロイドの使用は無し。

肝鬱化風、湿困脾土と判断し治療開始。
6診目まで外関、後4回天枢。その後、後渓~肝兪~百会。いずれか一穴を使用。

初診後から体全体が暖かくなり、3診目で痒みがマシになる。その後もストレスや気温変化で悪化を繰り返すも、根気よく来院くださり、1年後には発疹も消え痒みも全く気にならなくなる。現在月一回来院。

ご本人は今まで色々してきた事が勿体なく感じると喜ばれる。

特に女性が顔に痒みや発疹が出来ることの精神的ストレスは想像以上に大きく、ネット等で様々振り回される傾向あり。

また皮膚の肌理が細かく色白の女性は肌が弱いため、過剰なストレスが続くと弱い皮膚に発疹が出易い。

「本来は 美し過ぎる その肌よ
振り回されずに 鍼しよね」

2018年10月12日(金)

4.「手湿疹」 []

40代女性。今年の夏から手湿疹が悪化。それまでは痒みを伴う軽い湿疹だった。現在乾燥する為、ワセリンを塗るもジュクジュクした肌汁が出る。特に夜に腫れぼったく熱い。仕事も多忙で神経を使う上、愛犬の病気で心配事が重なる。
湿疹は起床時が一番酷く、喉に何か詰まったような梅核気を伴う。ステロイドを使用したくない為来院される。

肝鬱化火、傷陰と考え治療開始。バックに脾胃の問題も有り。
1診目「照海」使用後、ジュクジュクや痒みが無くなるが乾燥がキツイ。
2診目と3診目「申脈」、4診目と5診目「太衝」、6診目と7診目「三陰交」で手湿疹は綺麗になる。


初診時の手湿疹。


7診目の手湿疹。

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