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2012年10月24日

Vol.105健食の秋を

先日、大阪の北新地に久しぶりに。ここは、東京の銀座と並ぶ大阪で最大級の高級飲食店街と言われている所。数メートルの間にどれほど沢山のラーメン店(お酒の締め?)があった事でしょう。笑いが出るほど。

百貨店のデパ地下といい、テレビや雑誌といい、兎に角、空前の飽食時代、日本。こんな状況の中で、患者さんには食べ過ぎないでね、とかなんとか言って食事指導をするのだから余程意思の硬い人でも難しい。
私とて例外でなく、食べることも作ることも大好き。食には結構こだわりがある。
世界では、人口の約80%が飢えと貧困で苦しんでいるというのに。

東洋医学でも「医食同源」といって食は医療と同等、非常に重要なことは周知の通り。最近読んだ本の中に、「イギリスのバド博士はその著書「二十世紀の疾病・低血糖症」の中で、白砂糖が人格破壊をもたらす最大の要因であると警告している。」とあり、「アメリカの少年院入所者八千人の食事から菓子や炭酸飲料を除き、新鮮な野菜・果物・全粒粉パンを与えたら、暴力や看守への反抗等がほぼ半減した。」等々述べられていた。(「マワリテメクル小宇宙」岡部賢二著より)

今は、自分で作らなくても「出来合い」が並ぶ時代。季節感もなく夏野菜が一年中売られている憂うべき状況。

私は7年ほど前から、月1回兵庫県の豊岡市という自然あふれる所へ往診に行かせて頂いている。診療所となっている御宅で、畑で作った無農薬のお野菜の数々を毎回沢山いただく。今では私の第二の故郷のような所。

そこで出される野菜達、大きさといい味といいツヤといい都会では見れない程、生命力に満ち溢れている。逞しい野菜たちこそエネルギーを産む元。

母が、田舎育ちなのが幸いして私は洋食より和食派。それもズイキや今では黒豆、自然薯、ムカゴなどをみるとワクワクしてしまう。
これらの野菜はいくら食しても胃もたれなどおこらないのだから、日本人の身体に調和しているのだと感じる。

この秋を根菜類を中心に、胃腸に優しく胃腸に喜んでもらえるような健食で実多き日々を過ごしたい。心身共に冬を悠々と乗り越えるためにも。

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